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HTMLを覚える

マルヤマが働いている会社は「ホームページ製作」が仕事でしたから
当然、作った素材をまとめてホームページにする作業があります。

 

画像切り取り班の次に回されたのが、この製作班の一番下っ端役でした。
作業内容は、作成したテキストデータと画像をひたすらページに埋め込むこと。

 

 

はじめてのHTML

デザインもすでに出来上がっているページのテンプレート(下書きのようなもの)に
指定のテキストと画像を埋め込んで、決められたファイル名を付けて保存。

 

埋め込みには、今で言うオーサリング・ソフト(ホームページビルダーなどの
ホームページを作るためのソフト)は使いませんでした。

 

いちいち画像やテキストをドラッグして貼り込むと時間がかかってしまいますし、
なにより人数分のソフトを揃える予算もありません。

 

テキストエディターでHTMLを開いて、テキストや画像のリンクを
直接貼り付けて行きました。

 

ただ埋め込むだけではレイアウトが崩れてしまったり、
見にくくなってしまうこともあったので、
そんな時は何度もプレビューを見ながら手入力で修正を行う必要がありました。

 

 

毎日終電の日々

これもまた量があるのに時間がかかる仕事で、毎日のように終電で帰っていました。
幸い家が近かったので、終電で帰ってもまともな睡眠をとることができました。

 

仮に終電を逃してもそれほどの料金がかからずタクシーで帰れたので、
何とかやっていけたのだと思います。

 

会社に泊まり込んだり、近くのマンガ喫茶で仮眠している人もいました。
その点はラッキーだったと思います。

 

この作業は今までとは違って、多少なりともレイアウトなどを
自分の判断で動かすことができました。

 

HTMLを直接編集するのも、原始的ではありましたが
『ホームページを作っているんだぞ』という実感がありました。

 

肉体的には辛かったですが、どんどん新しい仕事を覚えて
ステップアップしている充実感がある時期でした。

 

 

今更HTMLなんて覚える必要あるの?

この時期に徹底的に手入力して覚えたHTMLのタグは、
今でももちろん役に立っています。

 

ちょっとした修正ならテキストエディタでササッと直してしまえます。
レイアウト崩れが起きたときに、ソースを見ておかしなところを探すこともできます。

 

タグやスタイルシートを覚えるのは本当に面倒で大変です。
断念してしまう人の多くはこれが苦手なのが原因ですね。

 

それが夢中で毎日働いているうちに短期間で自然に身についてしまったのです。
普通ならお金を出してでも学びたい物なのに、お給料までもらえた。
今になって考えてみると、とてもラッキーでしたね。

 

今webデザイナーを目指している人は、
最初から最後まで Dream Wever などのソフト上で作業をしますよね?

 

極端な話、ドラッグアンドドロップで全てが完了してしまします。
「HTMLタグなんて覚える必要ないよ」と本気で思っている人もいます。

 

仮に面接でそんなこと言ったら一発で不採用です。
ページ表示の原理も知らずに、まともなデザインができるわけがありません。
(少なくともマルヤマ個人は思っています)

 

特に、予期せぬイレギュラーやエラーが起こった時に、
何故そうなったのかが分からなければ、永遠に直すことができません。

 

現場では、デザインと同じぐらい修正力が求められます。
作っただけでアフターケアもできない頭でっかちな新人は、
生意気なだけで役に立たない邪魔者なので、必要ありません。

 

一番基礎の部分ですから、せめてHTMLのタグぐらいは覚えておきましょう。